股関節は、太ももの骨の上部分にある球場のところ(大腿骨頭と、寛骨臼で構成されています)

この形をとることで股関節はおよそ180度の範囲を動かすことができます。

また、股関節の周囲には筋肉や靭帯、関節包があります。

これらがあることで股関節をスムーズに動かしたり、外れないようにしています。

股関節につく筋肉の多くは「骨盤」から伸びているものが多いです。

筋肉は2つ以上の骨にまたがってくっついていますから、片方の骨がずれると、ずれた分筋肉は引っ張られて緊張してしまいます。

つまり骨盤が歪んでしまうと、股関節を構成する筋肉が硬くなってしまい、股関節がスムーズに動かなくなります。その動きを庇う動きになり、股関節にかかる負担が大きくなり痛みへと繋がります。

また、股関節には先ほど述べた原因以外にも様々な施術例が存在するため、注意が必要です。

股関節の病気には大きく分けて4つに分けられます。

・変形性股関節症

・リウマチ性股関節症

・骨頭壊死

・大腿頚部骨折

このうち最も多いのが変形性股関節症です。

変形性股関節症とは、文字通り関節が変形して壊れていく状態のことです。

ひどくなると球状の関節面が消失し、スムーズな動きを阻害してしまいます。

リウマチ性股関節症とは、関節リウマチやその他類似疾患によって、関節が破壊されます。最終的には、変形性股関節症と同様の状態になるため、対処法は変形性股関節症と同じになります。

骨頭壊死は、大腿骨頭への血流が悪くなり、壊死してしまう状態です。

この状態まで放置してしまうと、ほぼ治すことが不可能になり、骨頭がつぶれて消失するケースが多いです。

大腿骨頭頚部骨折は、転倒がきっかけで大腿骨頭頚部を骨折することです。

多くは高齢者に生じますが、千代以外力が加わった際には若い方でも骨折することもあります。

明確な原因が判明されない場合は保存療法になります。

変形性股関節症の治療法は、保存療法と手術療法に分けられます。

【保存療法】

手術せずに回復を待つ施術法のことを、保存療法と言います。

痛みを緩和したい場合は低周波治療器を使った治療法や、内服薬をつかったアプローチ法となります。

また、股関節周辺の筋力トレーニングに取り組んで、負担を軽減させます。

【手術療法】

保存療法で、長期的に回復することはありません。状態の進行度が進むと、必要になるのは手術となります。年齢と状態の進行度を見て、最も適した手術の仕方を決めることが重要です。

金沢西えみふる整骨院では、股関節痛を起こす原因を探ったうえで、施術していきます。

原因が股関節周囲の筋肉の硬さに遭った場合、当院での施術が可能です。

当院では主に3つのステップで施術を行います。

①歪みを治すフェーズ

②筋肉を柔らかくするフェーズ

③筋力をつけるフェーズ

①歪みを治すフェーズ

骨盤の歪みが股関節を構成する筋肉を緊張させるため、歪みを矯正していきます。

治る体、神経と血液の流れが良好な状態を作る。まずは左右の骨盤の歪みを矯正します。

左右のバランスが整ってきた次の段階で骨盤の前後の歪みを矯正し、骨盤を整えます。

②筋肉を柔らかくするフェーズ

動き方、使い方を正しくしていく段階に入ります。

下半身の筋肉の硬さ、動きに左右差があると重心が安定せず、使い方の悪さで体幹のバランスを崩してしまいます。下半身の筋肉をほぐしで柔らかくして、正しく体が使えるようにして、股関節の負担を減らします。

③筋力をつけるフェーズ

最大限に筋力筋収縮ができるようになることで、筋力を最大限に発揮できるようになります。

筋トレの段階に入る前に、腸腰筋という股関節につく筋肉を良い状態にしていきます。

骨盤をさらに安定させ、痛みの軽減や再発予防のためには体幹の筋力が重要です。

骨盤周りの筋肉、腸腰筋・多裂筋・腹横筋の筋肉は天然のコルセットと言われています。

骨盤のズレ予防の筋肉になりますので、腸腰筋を主にトレーニングしていきます。

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